こんな症状には気をつけろ!ミノキシジルの副作用

こんな症状には気をつけろ!ミノキシジルの副作用

ミノキシジルを使用すると、毛髪へと成長に必要な栄養を運ぶ作用により、毛髪は丈夫で質のよいものへと成長していきます。
いい効果を得られる反面、薬にはかならず副作用がついてまわるもの。
それはミノキシジルの外用薬も内服薬も例外なく同じことです。

ミノキシジルの使用前にどんな副作用があるのかを知っておかなければ、副作用の症状が我慢できず使用をやめてしまい、せっかく生えてきたり丈夫に育ってきたりした毛をまた失うことになります。

そういった事態にならないよう、事前にミノキシジルの副作用を理解して、その対策を知っておきましょう。

ミノキシジルの主な副作用

こんな副作用があったなんて

ミノキシジルには外用薬と内服薬の2種類があります。それぞれ違った副作用や共通の副作用があります。
どんな症状なのか見ていきましょう。

共通の副作用
皮膚:多毛症、初期脱毛
精神神経:頭痛、めまい気が遠くなる
循環器:胸の痛み、動悸(心拍がはやくなる)
代謝系:むくみ、体重増加
外用薬の副作用
皮膚:頭皮の発疹・発赤、かゆみ、かぶれ、ふけ、使用部位の熱感等
内服薬の副作用
皮膚:ほてり、潮紅
精神神経:ふらつき
循環器:低血圧、
消化器:吐き気、嘔吐
その他:性欲減退、ED

外用薬は頭皮に直接塗るため、皮膚(とくに頭皮)に関する副作用が多くみられます。
内服薬は外用薬とは違い体内に取り入れて作用するため、体内に関する副作用ばかりです。

外用薬では皮膚に関する副作用が出やすく、内服薬では頭痛や動悸といった副作用が発現しやすいです。
とくに外用薬よりも内服薬の方が体内へと吸収するミノキシジルの量が多いため、副作用が出やすい傾向にあります。
外用薬を服用すると、基本的に副作用は出るものだと思っておきましょう。

副作用は、
共通「頭痛、動悸、むくみなど」
外用薬「頭皮のかゆみ、発疹、フケなど」
内服薬「ほてり、低血圧、嘔吐、EDなど」

ミノキシジルを使用するとなぜ副作用は起こる?

ミノキシジルを使用すると、どういった仕組みで副作用が引き起こされるのでしょうか。
主な原因は血管拡張と血流増加といったミノキシジルの作用にあります。

血管拡張により次の副作用があらわれます。
頭痛・・・広がった血管が脳の神経を圧迫。痛みをおぼえる。
むくみ・・・低くなった血液濃度を高くしようと血管中の水分を血管外へと排出。
吐き気・・・血管が広がると胃の中身が逆流しないように働く筋肉である平滑筋が緩む。

血流増加により次の副作用があらわれます。
動悸・・・血流が増加すると一時的な血圧上昇がおき、心臓の働きが活発になる。
ほてり・・・血流が増加すると熱が発生し、それがほてりとして出てくる。

外用薬によって引き起こされるかゆみや発疹といった症状は、外用薬に含まれている成分が関係しています。
これらの成分により頭皮が刺激を感じたり、頭皮の水分が蒸発したり、アレルギー反応が出たりして発現するのです。

副作用がおこる原因は、
・血管拡張、血流増加
・外用薬に含まれている成分
が関係している

稀におこるミノキシジルの重篤な副作用

【危険!】命に関わる副作用

ミノキシジルの内服薬を服用すると、ごく稀に次のような副作用が見られることがあります。

内服薬の重篤な副作用
・腎性全身性線維症
・高カリウム血症
・多臓器不全

ミノキシジルは肝臓で代謝され腎臓で排泄されます。
そのためミノキシジルの吸収率が高い内服薬では、肝臓と腎臓への負担が大きく、人や場合によっては肝臓や腎臓に関する上記の副作用が起こることがあります。

ミノキシジル外用薬には、重篤な副作用はありません。
しかし、治験の際に心不全を引き起こした患者がおり、ミノキシジルが主な原因とは言えませんが、要因の1つとなっている場合があります。
副作用が出にくい外用薬でも、重篤な症状を引き起こしてしまう可能性はあるため、用法用量をきちんと守って使用しましょう

ミノキシジルは肝臓や腎臓で代謝・排泄される
負担がかかるため、これら臓器に関する副作用が重篤化

ミノキシジルの副作用を軽減するためにできること

副作用を軽く軽く♪

副作用を軽減するための対策や対処法などがあります。

事前に副作用を軽減させる対策としては、

・使用量を減らす
・ミノキシジルの配合量や含有量を減らす
・低刺激の外用薬に変更する

といった方法があります。

使用量を減らしたりミノキシジルの量を減らしたりすることで、体内へと吸収するミノキシジルの量を減らせます
吸収するミノキシジルの量を減らすと、多少効果が弱くなりますが、それに伴って副作用も弱くそして出にくくなるのです。

副作用が出てしまった後の対処法としては、

・症状に対する薬を服用する

といった方法があります。

ミノキシジルも薬ですから、併用禁忌薬にあてはまる薬は服用できません
しかし併用禁忌薬にあてはまらない利尿剤や交感神経β受容体遮断薬を服用すると、むくみや動悸を抑えられるのです。

・量を減らす
・別の薬にかえる
・症状にあった薬を服用する