高血圧だとミノキシジルが使えない!?こんな人は服用NG

高血圧だとミノキシジルが使えない!?こんな人は服用NG

抜け毛や薄毛が気になるからミノキシジルを使おう!
そう意気込んですぐさま使いはじめるのは危険かもしれません。

ミノキシジルは体の仕組みに作用する薬。
そのため人や状況によっては、使用しても意味がなかったり、別の症状を発症させてしまったりする可能性があります。

このような危険を避けるために、使用する前に自分がミノキシジルを使用できる人なのかを確認しておきましょう。

ミノキシジルはもともと高血圧症のための薬だった!?

ミノキシジルは高血圧の薬だった!

ミノキシジを使用してはいけない人を知る前に、まずはミノキシジルがどういったものなのかを知る必要があります。

今では抜け毛や薄毛の治療薬として使用されているミノキシジルですが、もともとは高血圧のための治療薬として開発・販売が行われていました。
しばらくして毛髪を育てて脱毛症を改善させる効果があるとわかり、本格的に抜け毛や薄毛の治療薬としての開発が進んでいったのです。
そうしてできたのがAGA治療を目的としたミノキシジルの外用薬と内服薬。

もともと高血圧を治療するための薬であったため、その作用は血管を拡張するというもの。
この作用が悪影響をおよぼしてしまう人のミノキシジル使用が、禁止とされているのです。

【NO!】ミノキシジルを使用してはいけない人

NO

ミノキシジルを使用してはいけない人は、次のような人です。

共通の使用NGな人
高齢者
未成年者
ミノキシジルにアレルギーがある人
壮年性脱毛症以外の脱毛症の人
急激な脱毛症や斑状の抜け毛がある人
外用薬の使用NGな人
頭皮にキズや湿疹、炎症などがある人
内服薬の使用NGな人
女性

これらの人が使用してしまうと、予想もしていなかった副作用が出てきたり、効果が得られなかったりといった事態になりかねません。
けっして使用しないようにしましょう。

ミノキシジルを使用してはいけないワケ

高齢者(65歳以上)の方は、治験時に若い人たちに比べて副作用が出やすい傾向にありました。持病を持っている人の割合も多くなっているため、副作用により持病を悪化させたり、ほかの病気を発症してしまったりする可能性があります。

未成年者(20歳以下)の方は、国内での治験経験がないためどういった作用を引き起こすのかがわかっていません。体が未完成であるので、なんらかの障害が残ってしまう可能性もあります。

日本人女性に対しての安全性がまだ確認されていません。「男性型及び女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」においてうミノキシジル外用薬1%が強く推奨うされていますが、それ以上の配分量または内服薬は危険性があります

壮年性脱毛症以外の脱毛症には効果がありません。ミノキシジルは壮年性脱毛症でのみ効果を発揮します。円形脱毛症や甲状腺疾患による脱毛症などには効果を表さないのです。
壮年性脱毛症は男性ホルモンによる脱毛症であり、生え際や頭頂部の毛量が細くなったり徐々に毛量が少なくなったりします。そのため、急激な脱毛やまだらに抜けていく場合は壮年性脱毛症以外の脱毛症である可能性があります。

頭皮にキズや湿疹、炎症があるにも関わらず外用薬を使用してしまうと、症状を悪化させてしまいます。抜け毛や薄毛治療以前の問題となるため、これらが治った後に塗布するようにしましょう。

こんな人は慎重に!ミノキシジル服用に注意しないといけない人

使用は慎重に!

絶対にミノキシジルを使用してはいけないというほどではありませんが、慎重に使用しなければならないという人もいます。

慎重使用
薬や化粧品などにアレルギーを起こしたことがある人
高血圧・低血圧の人
むくみのある人
心臓や肝臓・腎臓に障害のある人
甲状腺機能障害の人
家族に壮年性脱毛症がいない人

薬や化粧品などにアレルギーがある人は、ミノキシジルの使用でもアレルギー反応を起こしてしまう可能性があります。使用する際は、アレルギーの症状に気をつけてください。

血管を拡張する作用により、血圧に影響を与えます高血圧や低血圧の人症状を悪化させてしまう恐れがあるため慎重に服用してください。

副作用にむくみがあります。もともとむくみのある人が使用してしまうと、むくみを悪化させてしまう可能性があります。利尿剤を服用したりしてむくみを解消してから使用しましょう。

ミノキシジルは肝臓や腎臓で代謝・排泄が行われます。また血管拡張の作用によって血行がよくなります。すると肝臓や腎臓・心臓に負担がかかりやすいため、慎重に使用しましょう。

甲状腺機能障害の場合、それにより脱毛が起こっている可能性があります。ミノキシジルは甲状腺機能障害による脱毛症には効果がないため、無意味に終わってしまう場合も。

ミノキシジルが効く壮年性脱毛症は基本的には遺伝で起こります。家族に壮年性脱毛症の人がいない場合は、使用しても効かない可能性があります。

【NO!】ミノキシジルと併用してはいけない薬

手に平を向けている男性の図

ミノキシジルと併用してはいけない薬というものがあります。

併用禁忌薬
鎮静剤[イブプロフェンなど]
片頭痛薬[イミグラン・スマトリプタンなど]
ヒスタミンH2受容体拮抗薬[シメチジン・ファモチジンなど]
降圧剤[ドキサゾシン・アムロジピンなど]
ED治療薬[シルデナフィル・バルデナフィル・タダラフィル]
その他の育毛剤
外用薬

血管が拡張されると、血圧は低下します。
そのため同じように血管を拡張する作用のある薬や、血圧を下げるための薬はより血圧を低下させてしまう恐れがあるのです。

ほかの育毛剤と併用してしまうとミノキシジルの吸収が多くなってしまい副作用が強く出てしまう可能性があります。

湿疹の治療薬など、ほかの外用薬とミノキシジル外用薬を併用すると、ミノキシジルが吸収されない可能性やお互いの作用によって副作用が強く出てしまう可能性があります。

血圧を必要以上に下げたり、副作用を強めたり、効果を得られないといった事態にならないよう、ミノキシジルとこれら併用禁忌薬はけっして併用しないようにしましょう。